しかるに今の世も末法濁乱とはいひながら、ここに阿弥陀如来の他力本願は今の時節はいよいよ不可思議にさかりなり。さればこの広大の悲願にすがりて、在家止住の輩においては、一念の信心をとりて法性常楽の浄刹に往生せずは、まことにもつて宝の山にいりて…
私のままが南無阿弥陀仏。煩悩のままが南無阿弥陀仏。そのまま極楽参りとは勿体無い。
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